板橋の先生に教えてもらい、歩行器を購入し、その下に父が日曜大工で高さ調整
でき、全方向に動けるようにとキャスターを付けた「立っち練習器」を使っての
立つ練習です。
この「立っち練習器」を左右に動かすことにより、歩く時の体重移動の練習が
出来ます。前後に動かすことにより、自分から足を出す練習と足首強化の練習
も出来ます。
本来の発達の道筋では、這い這い、高這い、立つ、歩くの順に進むことにより、
足ま付け根、の筋肉がつき、蹴る動作により、足首が強くなり、歩く準備が出
来てくるものですが、奈々のように、四つ這いの姿勢が苦手で、自分の意志通
り体を動かすことが出来ない子は、まず、立つこと、左右の体重移動を練習する
ことにより、徐々に歩く力を付けようというのが、療育方針です。
立つ動作により、お尻、腰の筋肉も同時に鍛えられます。
そして、作業療法士さんに教えてもらった、膝を曲げる、弱い足首を鍛える、
踏ん張るための太股の筋肉を付ける運動も教えてもらいました。
下の写真は、足首を鍛える運動です。
下の写真は、座った状態から、少し介助してあげ、なるべく自分で足を踏ん張っ
て、立ち上がる練習です。以前は、勢いを付けなければ、立てなかったのですが、
今は、軽く介助してあげるだけで自分で踏ん張って立つこともできるようになり
ました。(日によって、バラツキが大きいですが、大きな進歩です)