レット症候群の子供は、這い這いができません。
しかし、這い這いは、脳の高度な複合運動であり、レットの苦手な
脳を組織的に使う訓練としては、非常に大事なものです。
頑張ったせいか、足を介助してあげれば、手は交互運動が出来るよ
うになりました。
苦手な這い這いではなく、足の交互運動をの力を付けてあげて、そ
こから、這い這いの手足の複合運動に持っていくため、足遊びをし
っかりやるように言われ、作業療法士さんに、足遊びを教わりまし
た。
先生に言われて、すぐに、柏へ行き、押した鍵盤が赤く光るカシオ
のシンセサイザを買ってきました。チャイルドシートに座らせて、
足を自由にさせて、リズムに合わせて鍵盤を足で押す遊びです。
まだ、まだ、自分意志通り足が動かず、うまく、鍵盤を押すことが
出来ませんが、時々、鳴らすことができました。
でも、うれしそうです。
シンサセイザを足で押しているところが赤く光っています。
「うれしいの〜」とこちらを向いて喜んでいます。