さくらんぼ保育を見て

(4月19日 NEW)


実際にビデオを見てから、つくし保育園で保育の朝から、昼過ぎまで見学させて

もらい、すばらしさを感じました。

そこでは、何か自分の保育園時代のような、木造の園舎で、時間でやることが決

まっている、普通の保育園とは異なり、外で砂遊びをしている子供、ホールで黙

々と、両性這い(は虫類のような這う動作)をしている子供がいます。

11月の寒い日に、ドロだらけになって建物の中に入ってくる子供は、素っ裸に

なり、冷たい水で体のドロを落としてから、自分で着替えます。

自分で着替えられない子供は、近くの子か手伝っている姿が見えます。

やがて、保母さんが、ホールの中央付近で、昔ながらの童謡のような歌を歌い始

めると、おのおの、バラバラだった子供たちが少しづつ、保母さんの周りに集ま

ってきて、輪になって、大きな声で歌い始めます。

大きい子もいれば、小さい子もいます。この間も、外で遊んでいる子供もいます。

ここでは、行動は強制されないようです。

そして、次第に、保母さんは歌いながら、両性這い、走りながら、歌い、子供が

後に続きます。

たっぷり、運動した後は、食事の時間です。

この間、奈々は、座って、2時間ほど泣き続けました。

食事の時間は、乳児は、手で自分の力で食べます。ここでは、無農薬の野菜中心

の食事、ごはんは、しらすが混ぜてありました。すべて、手作りです。

20分程度で、食べ終わり、さっさと遊びに行く子、1時間かけて食べる子と

さまざまです。良く見ると、手を真っ赤にしながら、白い息をはきながら、懸命

に食べています。ここでも、自分のペースでみんなは活動します。

奈々も、夏頃から食事の量が極端に減って心配しましたが、2時間も泣いたせい

やがて、お昼寝の時間になり、自分で、ふとんのところまで行って、眠りますが

眠れない子もいます。眠れない子は無理には、寝かさず、保母さんと、歌を歌っ

ていました。

ここでは、自分のペースで生活し、自分の手で食べ、着替え、自然に集団となり

遊ぶ姿がありました。

このような、中で、療育をしていきたいと思い始めました。

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