保育園の仲間が逝く!!

(1999年 8月28日 更新)


先週の金、土は、保育園の財政を支えるため、恒例の戸頭夏祭りに参加をしました。

両日とも、家庭数が減り、出店数は減ったものの、例年になく、売れ行きが好調で、

いつもは売れ残ったものを売るのに、閉店時間になっても売っていたのが嘘のよう

に、閉店前に全て完売となり、保育園に戻り、決算をし、目標を達成したことに

祝杯をあげました。

そして、翌日には、前日の後かたづけを行いましたが、その日に、保育園の関係者

が3つの事故に遭遇しました。

最後の事故は、九州の福岡で起こりむました。

保育園に、ひかるという、ヌウナイ症候群という、非常に珍しい病気の子供がい

ます。その子は、両親が子供が欲しくても出来なかったところにやっと出来た子

でしたが、重い障害を持って生まれ、6才までを病院で過ごしました。

その子がとねっこ保育園にやってきて、自分で移動すること出来なかった子が、

保育園の保母さんと、そして、誰よりも一生懸命だった、ひかるのお母さんの

情熱と療育により、1昨年には自分で這って移動できるまでに成長しました。

そかるは足首が脱臼し、固まってしまったため、そのままでは立つことが出来ませ

ん。また、体重が重いため、脳性麻痺の外科治療で有名な松尾先生の元で、手術

を行い、つい最近、やっとつかまりながら、自分の足で立つ力を獲得しました。

そして、2回目の手術をということで、九州の福岡にある松尾先生の元に、ひか

るとお母さんは、日曜日に飛行機で行ったのですが、なんと、ひかるとお母さん

は、福岡で散歩の途中に居眠り運転の車に轢かれ、お母さんは脳挫傷で重体、ひ

かるも脳内出血という状態になってしまったのです。

お母さんは、生存確率1割と言われましたが、ひかるの意識が戻り、もう大丈夫

というところを見届け、8月26日の午後6時に亡くなりました。

今日は、保育園の父母達も全員駆けつけ、ひかるのお母さんに別れを告げました。

今だに、信じられないといった感じです。

ひかるも、ぐんぐん伸びて、力をつけ、これからというときだったのに。

これほど、人の命の儚さ、人の運命の無情を感じたことはありません。

自分たちも、子供のためにも、自分たちのためにも、生きることの尊さを噛みし

めて、生きなければと思います。

ご冥福をお祈りしたいと思います。


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