奈々、卒園す!!

 2001年5月23日 更新


就学等、いろいろな事情により、奈々が長い間成長の場として育ったとねっこ保育園ではなく、三郷市にある三郷幼児園で卒園を無事迎えることが出来ました。

三郷幼児園は、約9ケ月と短い間でしたが、園長先生をはじめ、園の先生方、そして園児、園児の親御さんを含めて、大変お世話になりました。

こうして、健常な子供達と育つ場を得られたことを、心より感謝します。

幼児園に移り、お世話になった市の療育施設に通うようになり、奈々も少しづつ変わってきました。奈々の成長過程を考えると、今回の引っ越しにより環境が変わったことは、新しい奈々になるためには、良い時期だったと思っています。

もちろん、とねっこ保育園のように、ゆったりと自分のペースで過ごすのではなく、カリキュラムにある程度沿った時間を過ごしたり、園にいる時間が短かったりと異なった環境にいることは、奈々にとって、必ずしも快適ではなかったと思いますが、奈々もとねっこで成長し、みんなと同じ時間の流れの中で過ごせるようになってきていたのだと思います。奈々の成長だけではなく、園の先生方も、奈々が参加できるようにいろいろな工夫をして戴いたことも大きく影響しています。

どんな行事でも、みんなと一緒に奈々も、その行事の一部にみんなと参加出来たことは本当に良かったと思います。

卒園式当日は、亜登夢が朝から40度を超える高熱を出したため、家内は、亜登夢を病院へ連れていったため、父と奈々だけで卒園式に参加しました。奈々の晴れ姿を家内も見たかったに違いありません。

当日は、奈々の卒園記録を残すため、ビデオ、普通のカメラ、デシカメと3台のカメラをとっかえひっかえ使って一生に一度の卒園式を撮影しました。

園の先生が、奈々に専任でついてくれ、卒園の証書を戴く時も、介助されながら、園長先生のところまで歩き、証書を戴き、自分の席へ戻る姿を見ていると、いろいろな思いがこみ上げてきました。奈々にとっても、私たち親にとっても、決して楽ではありませんでしたが、たくさんの人の心からの支援を受けながら、大きく成長し、この卒園式を迎えることが出来ました。この場を借りて、心よりお礼申し上げます。

下の写真は、奈々が先生に介助され、席に戻る時の様子です。

下の写真は、みんなで記念撮影をしているところですが、隣り子が奈々を気遣ってくれ、奈々の方を向いています。

奈々が自分で歩く日を目標に頑張りたいと思います。


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