奈々の生まれた場所、三郷にようやく戻ってきました。
取手の家は、土地が傾いていたせいもあり、家が大きく傾いていたため、
大きな地震の度に、今度こそ家が潰れるのではないかという不安の毎日
でした。(ボールペンを置くと転がるくらい傾いていて、窓枠のほとん
どは平行四辺形になり、窓の鍵の閉まらないところもたくさんあり、鍵
部分を変形させて鍵がかかるようにしていました。とにかく窓の開け閉
めは大変でした)
取手で私たちが過ごした家は、老朽化により、私たち限りで住む人が
いなくなりました。(危ないので、大家さんも、人には貸さないで、
土地を売却するそうです)
この家は、私たち家族が力を尽くし頑張った家であり、奈々が大きく
変わり、成長した家で無くなってしまうのは寂しい限りです。
今度は、奈々の生まれた家で、足を地につけて、奈々とともに、新しい
歴史を刻んでいきたいと考えています。
下の写真は、奈々と亜登夢が一緒に水遊びをしているところです。
取手に移って、とねっこ保育園に通い始めてから、水を使って遊ぶこと
の楽しさを発見しました。
水は、子供にとって、自分の働きかけが、無限の形となって現れます。
きっと、奈々は、自分が出来る数少ない手の動きで、形を変化させる
ことが出来るのが、楽しいのだと思います。
下の写真は、奈々と流星がお風呂場で水を使って、一緒に遊んでいる
姿です。言葉は通じなくても、大人には残っていない、子供同士の、
言葉に変わる、特別な共通のものがあるのでしょうか。